院長まえかわからの挨拶

皆さんこんにちは。少々長いですが一度読んでみて下さい。

私は、小学校、中学校、高校と野球に打ち込みましたが、とにかく怪我との闘いでした。特に高校3年の夏の大会前はピッチャーでありながら肩を壊し、ろくにボールが投げられないまま引退というなんとも悔しい思いをしました。 思い返せば、痛くても気合でなんとかなる、休めば競争に負ける、次の試合で投げられればいい、など「その場限り」のやり方でやってきたツケがまわってきた訳です。

接骨院修行時代も、とにかく野球で培った気合と忍耐で、身体の異常を省みず、仕事だから仕方がないと放置した結果、お恥ずかしい話ですが、酷い坐骨神経痛を患い20代前半ながら脚が痺れ、電撃痛が走り、階段を昇るにも痛みに顔を歪ませうずくまるという始末。他にもここが痛いこっちが痛いなどそんな事ばかり言いながら、こんなに若い年齢でこんな調子では10年後、20年後、そして老後、自分の身体や生活は一体どうなるのだろうという不安に日々悩んでいました。そしてその時出ている症状を抑える為に 様々な「その場しのぎの治療もどき(痛みとり)」をしてきました。その結果は、症状が軽減しないばかりか、一時的には楽にはなっても結果的にはどんどん悪化していったのは言うまでもありません。

当時は痛みを軽減させる事が治療だと思い込んでいたんですね。それが致命的な大間違いであり、身体にとっては全く何の改善にもなっていない事を知らなかったのです。
しかし、身体へのアプローチを変えてからは、どんどん身体は変化していったものです。もちろん症状もです。

お仕事をされている方も、主婦の方も、スポーツをされている方も、過去の私と同じ過ちをしてはいけません。気合、忍耐、もしくはその場限りの痛みとりでは身体は正常には戻りませんし、何より身体を変え、そして使い方を変えなければ身体の状態の継続、維持ができません。身体を変える為には知らなけ ればならない事が沢山あります。

それは

  1. 自分の身体の「現在状況」を知ること。(皆さんの多くは「痛い」しか知りません)
  2. 「痛み」「症状」が悪いのではない、「今の身体の何が問題なのか」を知ること
  3. 身体の「正常」と「異常」を知ること
  4. 身体の「成り立ち」、「仕組み」を知ること
  5. 「この使い方で身体は壊れる」を知ること
  6. 知った事を「現実の生活の中に取り入れ身体の使い方、考え方を変える」こと

だと考えます。

文字だけ見れば難しそうですね。ですが、詳しく聞けば納得できるごく当たり前の話ばかりです。当院に来られた患者さんは初診の際に上記の事柄を知って頂き、その後、痛みとりよりも身体を変える事に取り組んでおられます。身体を変える事で症状はおのずと軽減するのです。

現在の私は身体についての考え方を変え、生活習慣を変え、身体を変え、身体の悩みは全て克服しました。私は、私自身が実践したこの方法を身体の事で悩んでいる皆さんに提供したいと思っています。痛み、辛さを耐え忍ぶ気合根性よりも、「ご自身の大切な身体の将来を真剣に考える」という事に力を注いで頂きたい、そこに気合根性を注いで頂きたいと願います。この思いは私がこの仕事をする原点でもあります。

皆さんも、私も、共に健康に。
私は皆さんを全力で応援します!

まえかわ鍼灸整骨院 院長 前川 健太郎

草津 南草津 まえかわ鍼灸整骨院の院長

院長まえかわ略歴

  • 滋賀県立石山高等学校卒業
  • 行岡整復専門学校卒業 柔道整復師免許取得
  • 行岡鍼灸専門学校卒業 はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師免許取得

専門学校入学と同時に弟子入りし、滋賀県、大阪府、兵庫県の4つの接骨院で修業し平成21年5月に南草津にまえかわ鍼灸整骨院を開院。開院後、のべ8万人の施術を行う